2015年11月08日

最近気になる隣の・・・

どーも!こんにちは!夜に読んでくれてる人はこんばんは!
名大CARPの山盛です。


スポーツの秋ですね!つい先日ラグビーのワールドカップが幕を閉じたところに、今度は野球!
世界ランキング上位12か国で頂点を決める、プレミア12が今日から開幕しようとしています。


スポーツ大好きな自分としては毎朝新聞のスポーツ欄が垂涎の的ですが、
ふとした時に、こんな声が脳内で再生されます。


「あれ、大学○年にもなってスポーツ欄しか見てない俺って、、、」



みなさんは、ほかのニュースも見ていらっしゃいますか?


新聞をめくれば、テレビをつければ、最近は中国に関連する記事が多いですねー。
中国の行いに対し、アメリカも日本も周囲の多くの国があくせくしています。



そんな中国に正しく対そうと思えば、中国の思惑、行動の背後の思想を知らなければならない!




ということで我々名大CARPでは、毎週水曜日に定例研を行っております。
先日4日も外部から講師をお招きしまして、「中国の暴走と日本の安全保障」というテーマでお話を聞かせていただきました。



普段ニュースを見ながら、その背後にはどんな思惑、狙いがあるのか。考えたりしていますか?
何気なく「へー」で流してしまうことが多いのではないでしょうか?





でも、少なくとも中国の思い描く2050年の世界地図には、日本という名前はないんですって・・・(;゚Д゚)





そんな馬鹿なと笑いますか?そうは言ってもと楽観しますか?
それとも、危機感を覚えましたか?


みなさんはどう感じましたでしょうか?


なかなか自分事として感じられない分野かもしれませんが、知らず知らずに流されて、こんなことになるなんて知らなかったと後悔することもあるかもしれません。

正しい知識を持ち、本質を見抜けるようになりたいですよね。
まずは関心を持つ所から。自分たちもできうる限り自分たちなりの考えを発信していこうと思います。




というわけで前置きが長くなりましたが、今回の本題です。
前回の続きになりますが、愛読者様方!先日(10月30日)のホークさんの投稿は見ていただけたでしょうか?

中国やロシアのような、今や世界に多大な影響力をもつようになった国の根底に流れる共産思想というものについて見ていきましょう。
やや堅苦しい単語が増えますが、できるだけかみ砕いて書くので、チャンネルはそのままよ!(笑)



さて、前回は、マルクスがなぜ共産主義思想を生み出すに至ったのか、その背景をたどりました。

マルクスは神を信じていましたが、その身に降りかかる多くの理不尽に絶望し、神への憎悪を抱くようになります。


「宗教はアヘンである」


こんな言葉を聞いたこと、ありませんか?
これもマルクスの残した割と有名な一言ですが、宗教を信じることは麻薬を打って現実逃避をするように現実がわからなくなっているのだ、という意味です。

神や宗教を否定するが故の言葉ですが、当時のヨーロッパはキリスト教社会です。


そんな中でいきなり神なんていない!と叫んでも誰も相手にしないですよね?


だからマルクスは自分の思想に論理的な根拠を持たせるため、「人間の本質とは何か」「不幸の原因とは何か」という問題に対して従来のキリスト教に代わる新しい理論を模索します。


そうして生まれたのが共産主義思想の根幹となる「人間疎外論」「共産主義唯物論」です。


マルクスは経済学者としても有名ですよね?彼は当時の社会における労働者資本家(当時はすなわち工場の経営者)との関係の中に次の四つの疎外を発見したというのです。
ここでいう疎外とは、本来のあり方から外れているということを意味します。


第一に、「労働者からの労働生産物の疎外」です。
労働者がいくら汗水たらして商品を生産しても、それは労働者のものにはならず、資本家のものとなってしまいます。
そして資本家の私有財産が増えれば増えるほど、その資本が新たな労働者を支配します。


第二は、「労働者からの労働の疎外」です。
マルクスは「人間の本質は労働であり、労働にこそ人間の最も本質的な喜びがある」と言いました。
しかし、当時の労働環境は今のように整ってはいないですし、労働に喜びを見出せていた人間なんてほとんどいませんでした。
それを、疎外によって本来の人間らしさが失われている状態だとしたのです。


第三は、「類的本質からの疎外」です。
難しい単語ですが、人間の本質が労働であるとしているので、その労働が疎外されている状態は、労働者としてのみならず、人類としての本質を失っているという主張です。

第四は、「人間からの疎外」です。
労働者は本来、自分が作った生産物によって消費者が喜ぶ姿を見ることができたはずです。
しかし資本主義社会では、消費者は安い商品を求め、労働者は高く売れることを願うため、対立関係にならざるを得ず、本来の人間関係を失っているという主張です。



以上の四つの疎外によって、資本主義社会は人間の本質を蔑ろにして、不幸をもたらしていると結論しているわけです。



さらに、「これら四つの疎外のさらに究極的な原因(原罪)は資本、すなわち私有財産である。」とし、



「原罪(私有財産)を持つ資本家を、原罪を持たない神聖な労働者が打倒しない限り、真の人間性は取り戻せない」

と訴えました。


これが共産主義の革命理論です。


マルクスは神を否定するため、「人間疎外論」「共産主義唯物論」を書きあげ、その普及のためには暴力革命しかないと考えました。
マルクスが生涯をかけて書きあげた共産主義理論は膨大ですが、そのほとんどがこの暴力革命を正当化するための理由付けです。



みなさんだったらどう受け止めるでしょうか?

当時の不遇な扱いを受けていた労働者たちはこれに同調し、スターリンなどは全世界の共産化を目論み工作しましたから、激しい闘争の末に共産化する国が後を絶ちませんでした。
一時期は世界地図にして約3分の1が共産主義のに染まったといいます。


しかし、蓋を開けてみれば、いまだ共産主義体制を保っている国は稀です。
ほとんどの国は共産主義理論に従っても立ち行かず、国民の不満ばかりが募り、自由化・民主化のあおりを受けたからです。


というのも、そもそもが、マルクスが神を否定したくて一生懸命考えた理論であるので、そこに絶対的な真理性はなく、ぶっちゃけると突っ込みどころ満載なのです。




私たちの学ぶ統一原理では、真っ向から否定しています。


人間の本質は労働ではなく、心情創造性です。
喜怒哀楽を感じたり、愛し合ったりできる心や情の交わり、あらゆるものを生み出し不可能を可能にしてきた知能・創造性は人間だけに与えられたものですよね。
他の生き物にはないものです。


マルクスは「人間の本質は労働である、労働こそが人間の最高の喜びであり幸福である。」と説きましたが、労働環境が整った現代でも、仕事・労働に一番の喜びを見出している人は多くありません。
大多数は家族・友人とのふれあい、仕事以外の部分に幸福感を感じ、それを守るために働くのではないでしょうか。
確かに労働は幸せに必要な要素ですが、本質ではないのです。
そこをマルクスははき違えています。

そして、世界がいっこうに平和にならない、テレビをつければ殺人事件自殺のニュースが目に入る、そんな不幸の原因(原罪)も、もちろん私有財産などでは有りません
それは人間の欲、他人を陥れてまで、あるいは自分だけが良ければいいという自己中心の欲望です。


確かに当時の社会ではその欲望が資本家の富に収束していたため勘違いしやすいですが、これはあくまで心の問題です。
だからその欲は、私有財産を撤廃したところでなくなりません。
原罪は、人間始祖(最初に生まれた人間)が神の戒めを守らず罪を犯したことであり、残念ながら私たち人類は、その時の自己中心的な要素を血統的に受け継いでしまっています。



さて、細かく見ていけばまだまだ語りつくせない共産主義ですが、随分と長くなってしまったので続きは次回とさせていただきます。

私が一つ訴えたかったのは、共産主義は暴力を是としていることです。
中国が共産化した時のトップである毛沢東はこんな言葉を残しています。


「政権は銃口から生まれる」



彼らは「テロリストの掃討だ」としか答えませんが、共産主義による実質的な弾圧・虐殺の被害者は全世界で1億人を超えています。
これは二度の世界大戦による合計の死者数すら上回ります。そして、今なお増え続けています。

悲惨な中国の裏側に興味がある人はYoutubeで「東トルキスタン」と検索してみてください。



共産主義という思想は、人を殺すのです。



そんな思想を持った国が今や世界の覇権を狙っています。
虎視眈々、なんてもんじゃなく恐ろしいほど大胆に。

中国ロシアが、

いくら市場経済を導入していても、
いくら選挙を行っているといっても、
いくら経済大国化したとしても、
いくら影響力のある人物NO.1に選ばれようとも、

深い深いその背後の思想には、暴力によって自分の都合のいいように現状を変革し、世界を独裁せんとする共産主義が浸透しているということを覚えていてくれたら幸いです。





最後にもう一度だけ。





中国の描く2050年の世界地図には、日本という名前はないそうです。



みなさん、どう受け止めますか?




【連載特集‼ 大学生による大学生のための「思想学」の最新記事】
この記事へのコメント
今、ホットな南シナ海の米中対立。日本においても重大な、尖閣問題を含めた東シナ界の問題。

バラバラな問題では決してない!!!
中国は着々とその思想、世界赤化に向かっていますからね!その思想が分からない日本人が多い!今回の安保法案問題もその極みですね!平和安全法ですからね!

それを分からず戦争法案とかなんとか、、、!(分かってて言ってる○産党の方もいるのかもですが!)

ぜひ、共産主義の脅威を声高らかに宣布して参りましょう!
Posted by chehon at 2015年11月16日 16:19
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